犬猫の手作りご飯の栄養バランス
「手作りご飯を始めたいけれど、栄養バランスが合っているか不安」「肉・魚・野菜をどのくらい組み合わせればよいのか分からない」というご相談は少なくありません。
今食べている食材や量、体重、年齢、検査結果などを確認しながら、おうちの子に合わせた食事内容を一緒に考えます。栄養相談は1時間6,600円(税込)です。
手作りご飯では、食材そのものの良さだけでなく、エネルギー量、たんぱく質、脂質、カルシウム、リン、ナトリウム、ビタミン、微量ミネラルなどを全体として確認することが大切です。
手作りご飯の栄養バランスはどう確認する?
まず必要エネルギー量を確認し、そのうえで主要栄養素・ミネラル・ビタミンを順番に確認します。「肉・野菜・ご飯を何割ずつ」という見た目の割合だけでは、栄養バランスを判断できません。
特に確認したい栄養素
- エネルギー量
- たんぱく質
- 脂質と必須脂肪酸
- カルシウムとリン
- ナトリウム
- 亜鉛などの微量ミネラル
- ビタミン類
手作りご飯で不足しやすい栄養素を詳しく見る | カルシウムとリンの考え方を見る
手作りご飯のデメリット・注意点を見る | フレッシュフードとの違いを見る
犬と猫では必要量や食性が異なり、年齢、体格、活動量、避妊去勢、持病によっても考え方は変わります。
肉を中心にすれば十分?
肉や魚は重要なたんぱく質源ですが、それだけではカルシウムや一部の微量栄養素が不足しやすくなります。反対に、野菜や穀類を増やせば自動的にバランスが整うわけでもありません。
AAFCO・FEDIAFとの比較
犬猫の栄養基準には、AAFCOやFEDIAFなど複数の基準があります。基準は「この食材を何g食べればよい」というレシピそのものではなく、必要な栄養素を確認するための目安として使います。
当院の無料栄養チェックアプリでは、作成した食事をAAFCO・FEDIAF 2025の基準と比較しながら確認できます。
自分で食材を選ぶことも、おまかせもできます
アプリでは、好きなメイン食材を選んで残りをおまかせする方法、すべておまかせする方法、食材をすべて自分で選ぶ方法から使い方を選べます。
個別の食事設計について
慢性腎臓病、皮膚疾患、消化器疾患などがある場合や、検査結果を踏まえて食事を調整したい場合は、一般的な栄養計算だけでは判断しにくいことがあります。チップ宝塚動物栄養クリニックでは、来所・オンラインで栄養相談を行っています。
栄養相談について | オンライン栄養相談・オンライン診療について
よくある質問
Q. 手作りご飯だけで栄養バランスを整えられますか?
A. 可能ですが、食材の組み合わせと量を確認する必要があります。特にカルシウム、リン、脂肪酸、微量ミネラル、ビタミンなどは見落としやすい項目です。
Q. 肉・魚・野菜の割合だけ決めれば大丈夫ですか?
A. 割合だけでは十分ではありません。同じ重量でも食材ごとにエネルギー量や栄養素量が異なるため、実際の摂取量で確認します。
Q. 犬と猫で同じ考え方でよいですか?
A. 犬と猫では必要な栄養素や食性が異なります。猫では特に猫特有の栄養要求を考慮する必要があります。
Q. AAFCOとFEDIAFはどちらを見ればよいですか?
A. どちらも栄養設計を考えるうえで参考になる基準です。当院のアプリでは両方を比較して確認できます。
